2018年12月04日
ドングリグラッセ(マテバシイの渋皮煮)作るぜ!
これ、
マテバシイといいます
関東以南では公園とかにも植えてあったりするんですが
沖縄でも見られるドングリ堅果をつける樹種だったりします
んで、ま、他のドングリ類に比べて毎年コンスタントにとれる感じがする
優秀な子です
そんなに頑張った訳ではないですが
今年の分!ってことで拾ったヤツを
いるむさー 取り除いた後
Aさんに託して
「殻剥いて下さい!」っていうのが1週間くらい前かな?
じゃーん、今日こどもの国で受け取りました
剥きマテバシイ
今回はコレでマロングラッセならぬドングリグラッセをこさえていこうかと思います
(ま、昨年も作ったんですけどね)
手間だけどとてもおいしいので沖縄のドングリ好きには試してほしいなぁ
と、ね、
まず重さは計っておきましょう
260gでした
さ、さっそく作っていきましょう
重曹 ふぁっさぁ
三温糖いっぱい
ブランデー
バニラエッセンス
シャトルシェフ
アク掬い
ザル
ボウル
など
たっぷりの水にマテバシイぶっこんで
そこに重曹ふぁっさぁ
アルカリにすることでタンパク質の分解を促進、
結果アク成分の抽出が促進されます
いわゆるアルカリ抽出っす
まず30分がしがしいく!
すると邪悪な汁がでるから
汁棄てる
で、だめな胚とかここで取り除きつつ
もう一回重曹ふぁっさぁ、で30分煮る
またも邪悪な汁が出るから
汁棄てる
次、ただの水で30分
弱火で煮るよ
煮るとこんな感じ
薄皮など色々あるので
ボウルの中で流水しながら優しくリンス
細かい皮やカスなどを流し棄てます
で、下準備終了
さ、味付けていきましょう
今回は三温糖 260gドングリ重だったんで
半量の130g
あと風味づけてハチミツ たぱたぱたぱ
をひたひた水にいれた煮ドングリにぶち込んだら
弱火で炊いていきます
アクをこまめにすくい取りましょう
20分
煮たら
ゆっくり冷ますんで
シャトルシェフにイン!
今日はここまで
つづくよ
2日目!!
もう仕上げちゃってもいいけど
うん、良い感じ
ま、もう少し手間かけましょう
追い砂糖20gくらい
あと蒸発しちゃってたら水も
で弱火で20分
アクも取りましょう
で、再び保温
面倒臭いように思うと思いますが
甘み、って質量の大きな物質なので中々味としてしみ込みにくいのです
んでね、加熱しているときではなく温度が下がる際に浸透します
ので、なるべくゆっくりと、数回に分けて、
温度上げる→ゆっくり冷ます
をするとおいしくなります
シャトルシェフはそういう意味で煮物をおいしくしてくれる出来る子ですね
また明日仕上げする!
つづくよ
ほい!3日目
仕上げていくよ!
ブランデーをタパパ
追い砂糖10gくらい
で、
弱火で15分ほど煮詰めていきます
ま、水分無くなりゃいいですわ
水分飛んできたところで
バニラエッセンスぺっぺ
もう瓶に移しても良いけど
もう一回冷まさせて
一応完成
帰ってきたら瓶詰めだ
つづく
んで最後!保存と味見だよ
ジャム瓶洗ったら煮沸
同時にグラッセも加熱して
瓶にぶちこむ
じゃーん、完成です
Aさん、できたおー
Cさん今度お裾分け持っていきますね
で、肝心の味ですが
うん、マテバシイのグラッセです
ブランデーの香りがよくきいた上品なお味かと、、
おいしいですね
ちょっと煮くずれ率が高いのは
野趣溢れる ってことで許してもらって
ま、そこらに落ちているドングリですが
ちゃんと手順を踏めばおいしいものに姿を変える。っていうことを
皆さんに知ってもらえれば、っていう記事でした
国頭村でマテバシイ、林にしないかなぁ、、、
すっごく沢山拾えるようになると
もっともっと作れるものが広がるんだけどなぁ
皆さんお試しを
つれづーれ
Posted by やぽにか. at 01:01│Comments(0)
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